院内における内科医との連携
◾️内科医と連携した全身管理
当院では、毎週木曜に内科外来を実施しております
投薬などの全身管理(足病医)
歩行量や歩行の維持に必要な治療や筋力のトレーニングに関して院内で情報を連携しながら、より包括的に 患者様の健康を支える診療の実現を目標としています。
◾️人それぞれ異なる目標歩数
目標歩数は人それぞれ、その人の既往や現病歴、体格などによっても変わります。例えば、現在の歩数が1000歩以下の人に目標歩数7000歩を掲げても、到底実施できるものではなく、仮に実施できたとしても数日間で、かつ単に歩数だけ増やしても、場合によってはそれが負担となり新たなトラブルを引き起こすことも少なくはありません。
長期的に持続可能な目標を設定していくことが必要だと我々は考えています。
◾️当院の内科担当医
目標経験と幅広い知識を持つ2名の内科医が非常勤勤務しております
日吉 徹( ひよし とおる)
日本内科学会 総合内科専門医 日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・内分泌代謝科指導医
1983年 獨協医科大学卒
1985-1989年 東京医科歯科大学大学院卒
2005年- 日本赤十字社医療センター 創傷ケアセンター長
2009年- 日本赤十字医療センター糖尿病分泌内科 部長
吉次 通泰(よしつぐ みちやす)
日本内科学会認定医・日本糖尿病学会認定専門医
日本消化器病学会認定専門医・日本肝臓学会認定専門医・日本医師会認定産業医
1967年 横浜市立大学医学部卒1972 年横浜市立大学大学院卒(元)日本赤十字社医療センター糖尿病内分泌科部長
ご相談をご希望の場合、まずは内科初診を受診下さい。
健康日本21と歩行管理
厚生労働省は21世紀における国民健康づくり運動として健康日本21を掲げています。「全ての国民が健やかで心豊かに生活できる持続可能な社会の実現」というビジョンの元、基本方針が定められています。
特に身体活動の点では下記3点が上がっています。
◾️身体活動・運動の目標
1)日常生活における歩数の増加
2)運動習慣者の増加
3)運動やスポーツを習慣的に行っていないこどもの減少
「歩数や運動習慣を維持できる足づくりが必要」
足の痛みやトラブルがあると上記の目標達成は出来ない…
◾️歩行維持と寝たきり予防ー中之条研究の結果
出典:老化と老年疾患253巻9号 P793-798